骨折したらコラーゲンサプリ?骨折とコラーゲンの関係性

コラーゲンというキーワードを耳にすると「プリプリの素肌を作り出す美肌成分!」と連想する方が少なくないのではないでしょうか?確かにコラーゲンにはプロプリの素肌を作り出す美肌効果が期待できるため、多くの素肌ケア用品の成分としてコラーゲンが含まれています。

実はコラーゲンは素肌ケア以外にヘルスケアに対しても、非常に有効に働きかける成分なのですが、このことは意外と知られていないのではないでしょうか。一般的にはあまり注目されていない、知られざるコラーゲンの有効性をクローズアップし、掘り下げながら紹介していきます。

コラーゲンという成分のポテンシャルの高さに感心すると共に、ヘルスケア用品としてコラーゲンを摂取したくなること請け合いです。

コラーゲンはヘルスケア用品としてどこに働きかけるのか?

コラーゲンヘルスケア
一般的にコラーゲンに対して体の表面を覆っている皮膚に潤いをもたらし、プリプリでモチモチの素肌と取り戻してくれる美肌ケア成分だというイメージを持つ方が多いと思います。しかし体内に摂取されたコラーゲンは、人体を維持していくのに非常に重要な役割を担う「骨」に有効に働きかける成分でもあると考えられています。

美肌成分のイメージが強いコラーゲンと骨の関係性とは?

骨=カルシウムのイメージが強いと思いますが、骨を構成するのはカルシウムだけではありません。たしかに骨の成分の約65%はカルシウムやリンなどの無機質ですが、約25%の有機質と約10%の水分も含まれます。

約25%の有機質のうちの大部分を占めるのがコラーゲンで、その割合は骨に含まれる有機質の約90%にも上ると言われています。つまり骨を形成する成分の約23%近くがコラーゲンなのです。

骨はカルシウムの塊のような印象を受けますが、コラーゲンで構成された繊維の隙間をカルシウムが埋める形で形成されています。鉄筋コンクリートの鉄筋がコラーゲン、コンクリートがカルシウムだとイメージすると判りやすいですね。

他の器官同様に骨も代謝が行われる!

成長期に骨が太く長く成長するのはイメージしやすいですが、成長を終えた骨は変化しないと考えている方は意外と少なくないようです。しかし成長期を終えた成人の骨も実は日々代謝され生まれ変わり続けながら人体を維持しています。

骨の代謝は破骨細胞と骨芽細胞の2つの細胞によって行われます。破骨細胞はその名のとおり古くなった骨を破壊する細胞です。破骨細胞によって破壊された骨からはカルシウムが溶けだし、血液に溶け込みます。

破骨細胞によって破壊された部分は骨芽細胞によって再生されます。再生の際にはコラーゲンが新たな繊維を構成し、カルシウムがその隙間を埋めていきます。骨は破壊と再生を繰り返すことで、常に新しくしなやかなコラーゲン繊維を中心とした丈夫な状態を保つことができるのです。

骨芽細胞の働きは外部から強い衝撃が加わって発生する、骨折やヒビなどの再生にも影響します。骨折などで破損した骨を繋ぐために、破損部分をコラーゲン繊維が繋ぎカルシウムで埋めることで骨折部分が再生されます。

コラーゲンが不足した場合、骨はどのような影響を受けるのか?

一般的に25歳を過ぎた頃から体内のコラーゲンは減少していくと言われています。骨の代謝に欠かすことができないコラーゲンが不足すると、再生された骨に含まれるコラーゲン繊維の密度が低下します。コラーゲン繊維の密度が下がるとカルシウムやリンなどの無機質との結合点が減り、スカスカで脆い骨になってしまします。これが骨粗しょう症と呼ばれる症状です。

かつて骨粗しょう症は高齢女性の疾患だと考えられ骨密度が注目されていました。しかし、骨密度は高いのに骨折しやすい人が存在することや、男性にも発症例が認められることから、現在では骨密度よりも骨質が影響しているのではないかと考えられています。

健康な体は骨質の高い骨太な骨格に宿る!

健康的に人体を維持するためには、骨を理想的な状態に保つことが必要です。骨粗しょう症との因果関係のなかで、骨密度よりも骨質が注目され始めていることについて触れましたが、骨密度も低いよりは高いほうが望ましいです。

近年、注目を集めている骨質とは骨を構成する成分の質を指します。これは骨に含まれるコラーゲンの質や量を指していると言っても過言ではありません。既に紹介したとおり体内のコラーゲンは25歳を過ぎた頃から減少し始めます。また本来コラーゲンは高い柔軟性を持つ成分ですが、長期間体内に留まることで体内の酸化や糖化の影響を受け劣化し硬く脆くなると考えられています。つまり骨質を向上させるためには、新鮮なコラーゲンを摂取する必要があります。

骨粗しょう症によって発生しやすくなる骨折も、新鮮なコラーゲンを摂取することで予防できますし、万が一骨折した場合でも完治までのスピード、再生した骨の強度やしなやかさが向上する考えられます。

新鮮なコラーゲンを摂取するために有効な手段とは?

コラーゲンをサプリで摂取する
プルプルでモチモチの美肌効果が望めるコラーゲンは、実は健康的に人体を維持するのに必要不可欠な健康的な骨格を作る働きが隠されていることが判ってきました。それでは骨質を向上させるために必要な新鮮なコラーゲンはどのようにして摂取するのが有効的なのかを考えます。

食事でコラーゲンを摂取する!

毎日の食事で新鮮なコラーゲンを摂取できるのであれば、積極的に摂取したいものです。食事で摂取することができるコラーゲンは動物性コラーゲンと海洋性コラーゲンの2つに大別することができます。

動物性コラーゲンは牛すじや豚白モツ、鶏軟骨や手羽先などに含まれます。特に豚の脂質には多くのコラーゲンが含まれることから、豚の角煮やトン足などは効率的に動物性コラーゲンを摂取することができるメニューとして知られています。

海洋性コラーゲンは魚類の骨や皮などに含まれます。フカヒレやエイヒレ、スッポンなどが海洋性コラーゲンを多く含むものとして知られ、フカヒレスープはコラーゲンの塊とも言われています。

食事で豊富にコラーゲンを摂取することは、現実的ではないと言えるでしょう。豚の角煮とフカヒレスープを交互に食べ続けることができれば可能かもしれませんが、当然飽きがきますし経済的負担も少なくないと言えるでしょう。

食事に含まれるコラーゲンについて詳しく書いています▼
すっぽん鍋コラーゲンが多く含まれる食べ物は?コラーゲンサプリとの違いは?

サプリメントで摂取する!

栄養補助食品とも言われるサプリメントの中には、コラーゲンを含む商品が数多く存在します。大部分が素肌ケアを目的として開発されたものですが、研究が進み効率的にコラーゲンを摂取することが出きるように開発されているものが多いです。

素肌ケア用品として開発されたサプリメントでも、含まれる成分はコラーゲンであることに変わりはなく、美肌効果を期待して服用してるつもりでも、体内に摂取したコラーゲンが骨の代謝を助け健康的な骨格形成に働きかけていることも多々あると考えられます。

食事で十分な量の新鮮なコラーゲンを摂取することは難しいのですから、栄養補助食品であるサプリメントでコラーゲンを摂取するのは至って自然な行為ではないかと考えられますし、コラーゲンの分子よりも小型で吸収効率の高いコラーゲンペプチド配合のものならより高い効果が期待できます。

コラーゲンと骨の関係性のまとめ

コラーゲンサプリといえば美肌効果を期待した素肌ケア用品の印象が強いですが、実は骨の代謝に欠かせないコラーゲンの摂取にも流用できると考えられます。日々代謝され続ける骨を理想的な状態に保つためにも、コラーゲンサプリの服用は効果的にコラーゲンを摂取できるアイテムとして非常に有効です。

素肌ケアのイメージが強いことから男性の中には服用に抵抗を感じる方もいるかも知れませんが、骨質を高めるためには服用するべきだと感じます。当然女性の方にとっては骨質を向上させながら美肌効果も期待できるコラーゲンサプリの服用はおすすめです。

新鮮なコラーゲンが大量に必要となる骨折時は特にコラーゲンサプリの服用が有効だと言えますし、高齢者の骨折予防にもコラーゲンサプリが活用がおすすめです。骨太で健康的な生活を送るためにも、骨質を向上させる効果が期待できるコラーゲンサプリを試してみる価値は十分あるのではないでしょうか。

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